離婚か修復かに迷っている方に・・・

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自分の幸せは自分でつかむ!

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夫婦問題の具体的な問題に直面すると”離婚?修復?何が本当の幸せ?”などと、いくら考えても明確な答えの無い問題に頭を悩ませてしまいます。人生の選択は、数学のように一定の答えが出るものではありませんから、それは仕方ありません。

こんなとき、多くの方はその答えを探して友人・親族・会社の同僚や上司などの周りの人に意見を聞き、それでも答えに迷う場合は相談所に相談して答えを探るわけです。しかし、残念ながらライアではその答えは出せません。

「答えがもらえないなら相談する意味はない!」と言われるかもしれませんが、周りの人間はどんなに努力しても、他人の人生の答えは出すのは不可能です。なぜなら、自分の幸せは自分でしか掴み取れるものではないからです。

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叱りつけるのは愚の骨頂

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夫婦喧嘩になったとき、夫婦の一方がどう考えても愚かなとしか言えないようなことを言うことがあると思います。しかし、言っている本人は感情に突き動かされているので、大真面目だったりします。

こんなとき、愚かな発言に対して「何を馬鹿なことを言ってるの?ここまで愚かな人だとは思わなかった。もう駄目だ。この人は。」などと、途方に暮れた態度をとってしまうことは多いと思います。

そのような態度になるのは仕方ないところもありますが、ここはいったん、愚かな発言をする人を非難している自分自身やその結果を一度振り返ってみませんか?

相手を非難して何か得をしたでしょうか?
非難された相手の態度は改善されたでしょうか?
相手は自分の意見に耳を傾けるようになったでしょうか?

おそらく答えはNOだと思います。もしYESならこのページは読んでいないはずですから(笑)残念ですが、もしも自分がしていた非難が「相手に変わってほしい」という思いから出たものなら、自分自身にとって何の得にもならない批判をしていたということになります。

正しいことを言うことと、二人の関係が良くなることとは別です。正論を突き付けて相手が間違っていることを思い知らせ、相手の自尊心を傷つけ、勝利者気分を味うことが目的なら、それでいいと思います。しかし、大半の方の目的は、夫婦関係の改善によって自分や家族の幸せを追及することだったするはずです。

もし自分が、関係改善に繋がらない非難を繰り返していたとしたら、愚かなことを言う相手と大して変わらないことになります。ここで関係改善の参考になる先人の言葉をご紹介します。

「私は人をしかりつけるのは”愚の骨頂”だと悟った。自分のことでさえ、自分の思うようにはならないのに、万人に平等な知能を与えなかったことにまで腹を立てたりする余裕はとてもない」

こんな風に、人をしかりつける行為は”愚の骨頂”と言ったのは、アメリカの偉大な実業家ジョン・ワナメーカーです。

「人間はたとえどんなに間違っていても 決して自分が悪いとは思いたがらないものだということがわかりかけてきた。他人のあら探しは何の役にも立たない。相手はすぐさま防御体制をしいて、なんとか自分を正当化しようとするだろう。それに、自尊心を傷つけれらた相手は、結局反抗心を起こすことになり、まことに危険である」

こう言ったのは「人を動かす」という著書でも有名なデールカーネギーです。

自分の正義を振りかざし、相手をののしり、言い負かして、一時の優越感にひたって自分は幸せになれたでしょうか。おそらく相手は自分の意見を受け入れず、非も認めず、関係は悪化した、というところではないでしょうか。

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やり直すための努力は尽くしたか?

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既に離婚を決意しているなら仕方ありませんが、もし少しでも迷いがあるなら一度「やり直すための努力を尽くしたか?」と自分に問い直してみませんか?

離婚相談の現場では大半の方が「離婚しかありません」と言ってこられます。しかし、夫婦問題を取扱うカウンセラーの立場から見ると、その半数以上が、本人の考え方と行動の修正次第でやり直せると考えられるものだったりします。

もちろんカウンセラーの立場からも「離婚もやむなし」というケースは多々あります。しかし、それがあなたの場合にも本当に当てはまるでしょうか?やり直すための努力を尽くしましたでしょうか?

やれるだけのことをやって「離婚」という結論に至ったのであれば、心機一転、新しい第一歩を踏み出せるでしょう。しかし多くの場合は「相手のどこが悪いか」という”あら探し”に夢中な反面、「自分に非は無い」と頑なに信じきっていたりするもの。

やり直すための努力は、客観的な第三者の意見がなければ困難です。ほっておいたら何の対策も何の準備もなく安易に離婚してしまうでしょう。

ライアは、そんな「安易な離婚」に突き進んでしまいそうなあなたを支援したいと考えています。時には客観的な第三者の立場から意見を言い、時にはカウンセラーの立場からアドバイスを与え、時には契約書を作成する立場から法的な助言をし、時にはあなたの”心のサポーター”としてあなたを励まします。

その中で問題が解決すれば良いのですが、離婚の問題はそれほど簡単には片付くものではありません。多分そのことは、実際に離婚問題に直面している皆さんの方がよくご存知でしょう。

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夫婦関係は妥協・惰性でなく受容と寛容

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結婚する時「あなたはこの○○子を妻とし、健やかなる時も病める時も愛し続けつ事を誓いますか?」という質問をされて「はい」と答えた方は多いと思います。

何も気にせず素直に笑いあえた新婚時代に比べ、何故か今は何を言っても刺々しくなったり、反対に口も利かなくなったり・・・・「できればあんな時期もあったなあと笑い合える日がもう一度来ればなぁ、でももう無理なのかなぁ」と考えていませんか?

長い夫婦生活の中で、健やかなる時と病めるときがあるとすれば、今は夫婦として「病める時」なのかもしれません。

ならば今こそ、最初誓ったとおりに愛し続けるべきときではありませんか。病める時に愛し続けるのは大変な事です。

ただ 本人同士でわからない点や御互いが努力をしようとする気持ち見えれば少しは許せるはずです。夫婦は妥協、惰性という人がいますが、長い目で見てみる受容と寛容だと思います。一度パートナーを長所も短所も受け止めるところから始めてみませんか?

自分が欠点を改めず、相手にだけ変って欲しいというのは無理です。「僕も、私も改めるから・・・」という謙虚さが相手を動かします。

まずは自分が変わることから考えていきましょう。それから「私が言っても聞かないから代わりに言ってやって下さい」というのも駄目です。

カウンセリングは夫婦で行うのがベストですが、夫婦関係を実際に変えるのは自分自身です。その点をお伝えした上で、改善のキッカケが与えられるよう、精一杯のサポートをお約束しますので、まずはお気軽にご相談ください。

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